「重症患者における血圧の誤差に及ぼす要因の探索」

【研究の意義・目的】
重症な患者様が入られる集中治療室では、血圧、脈拍、体内の酸素の値などをモニタリングし、異常がないか、安全な療養環境が保たれているか確認しています。集中治療室におられる多くの患者様は、動脈にカテーテルが挿入され、連続して血圧がモニタリングされるようになっています。しかし、この動脈圧はマンシェットで測定される血圧と異なる値を表すことがしばしば存在します。私たちは、そのような血圧の誤差に与える要因を調べることを目的とした研究に取り組んでいます。
この要因が明らかになることで、より安全で質の高い血圧管理を行うための手段を考えることができると考えています。

公開文書(研究概要)