PICUにおけるせん妄、痛み、離脱症状

「小児集中治療におけるせん妄、痛み、離脱症状に関する研究」
筑波大学附属病院小児集中治療室では、標題の臨床研究を実施しております。
本研究に関する問い合わせ、または研究への参加を希望しない場合は、担当者までご連絡をお願いいたします。本研究の概要は以下のとおりです。
【研究対象】
研究対象は、2016年8月1日から2021年8月1日までに当院の小児集中治療室に入室した患者様です。

【研究の意義・目的】
せん妄は手術や病気のなどの影響により、意識が変調する症候群の一つです。成人患者では、せん妄が長期的な予後に影響していることから、せん妄を評価されています。これまで小児患者のせん妄を評価できるツールがなく、小児せん妄に関する調査はほとんど行われていませんでした。近年海外で、小児せん妄ツールが開発され、簡便に評価できるようになりました。しかしながら、小児せん妄ツールは日本語訳され、使用されているものはありません。そのため、当施設は小児せん妄ツールを日本で使用できるように研究を行っております。精神科医のせん妄の診断結果と、小児せん妄ツールの結果を比較して、日本で小児せん妄ツールが使用できるか評価します。

公開文書