つくば市スマートシティ構想
救急救命士医療行為拡大を見すえた医療機関転送中の患者さんのリアルタイムモニタリング中継と安全な転搬送システムの構築について
つくば市内において救急搬送を要する傷病者のうち、筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院、筑波記念病院、筑波学園病院に搬送する適応がある患者さんについて、搬送中のからだの状態、モニター情報、現場音声をセキュリティの高いwebカメラで救急車内から中継し、病院前救護に要する時間と伝達の正確性を評価します。
病院前救護体制の効率化をめざした情報共有システムの開発
つくば市消防の公的救急車を用いて、筑波大学附属病院から筑波大学附属地域教育センターである茨城西南医療センター病院、あるいは茨城県西部メディカルセンター病院に予定転送する患者さんを対象に、従来通り医師の同乗に加えて、転院搬送中のバイタルサイン情報(心拍数・血圧・酸素飽和度・呼吸数など)、表情や外表所見をリアルタイムで直接筑波大学附属病院高度救命救急センター及び搬送先へ中継し、遠隔での評価とその精度が担保されるかどうかを検証します。