「重症患者における腹部症状が患者アウトカムに与える影響」

【研究の意義・目的】
集中治療室に入られる重症な患者さまは、下痢や便秘、嘔吐、腸蠕動が低下するなどの症状がよく起こると言われています。これらは患者さまの不快感につながり、患者さまの死亡率の増加や入院日数の延長などに関連しているという報告もあります。
そのため私たちは、当院の集中治療室において重症患者のみなさまにどのような腹部症状がどれくらい発生しているか、そして患者さまの入院生活に悪影響を及ぼしていないかを調査したいと考えています。そしてこの研究を、今後これらの腹部症状を予防するための研究の資料の一助にしたいと考えております。

公開文書(研究概要)